経済産業省 知的資産経営WEEK2025
https://www.meti.go.jp/policy/intellectual_assets/week/2025.html
テーマ 経営デザインシートで「顧客の創造」を描く
セミナー開催要領
▮セミナー受講対象者 経営デザインシートや知的資産経営を利用した経営や経営支援にご興味をお持ちの方
▮日時 令和7年11月11日(火) 18:20~21:00
▮主催 一般社団法人IAbM総研
(協賛)東京都中小企業診断士協会 経営デザイン研究会
▮後援(予定) 経済産業省
▮料金 無料
▮視聴方法 Zoom および YouTube Live
・視聴環境、接続の通信環境は視聴者各位にてご用意下さい。
(視聴URLはお申込者にメールでご案内いたします。)
▮申込方法 こちらの入力 フォームよりお申し込みください。アンケートへのご協力をお願いします。
申込クリック → https://forms.gle/aFmXhf6GutsEwpwZA
■開催趣旨
・顧客の創造による持続的成長
持続的な成長は企業の重要な目標ですが、どうすれば実現できるのかは複雑で、ある成長が持続的なものであるかどうかの評価も手探りです。
たまたま売れているのではなく、顧客に選ばれ続けているのであれば、ピーター・ドラッカーのいう「顧客の創造」ができており、その経営には、簡単には失われない持続性があります。
・価値デザイン
情報があふれている現代社会で、忠実度の高い永続的な顧客を創造することは、もはやできません。私たちにできることは、時代にあわせながら、顧客に選ばれる価値を生み出し続けることです。
顧客を創造するために、価値をデザインします。
誰に、どんな価値を提供するのか。それをどう実現するのか。できるだけシンプルな価値創造のストーリーとして表現するために、言葉を選び、時には詳細を切り捨てて、論理的に繋げ、納得感のある鮮明な未来像を描き出すことが、価値デザインです。
・価値提供と知的資産(非財務、無形資産)
価値創造するビジネスモデルは、自社の重要な知的資産(非財務、無形資産、インタンジブルズ)を使っているはずです。または、将来のビジネスモデルには、これから形成すべき知的資産があるかもしれません。経営デザインシートでは、この知的資産を「資源」として整理することで、自社の個性である資源を使ったビジネスモデルで、ビジョンにあう価値提供を行うストーリーを描き出します。
・本セミナーが提供する経験
経営デザインシートは未来の手触り感のある価値をデザインできる単純なツールで、上場企業の担当者から創業者まで、自ら使うことができます。
本セミナーでは、大企業の担当者や創業者に、経営デザインシートを使ってそれぞれに描いた未来像を話して頂きます。何名かの創業者は経営デザインシートと連動する形で、自らの事業が生み出す利益のデザインにまで取り組みました。
11月の平日夜の時間帯に、多様な未来像の発表に触れながら、価値のデザインや顧客の創造について、知的資産が果たす機能について、ご一緒に探求しましょう。当日ご都合の合わない方は、後日ご視聴ください。
■アジェンダ
司会 安藤 成子・鈴木 健治
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▮1. はじめに 18:20 - 18:35
石田 充弘 「顧客の創造」~ドラッカーと経営デザインシートから考える知的資産経営~
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2.1 明治ホールディングス株式会社 千葉 小夜・池田 唯
統合思考と部門連携で深化する価値創造ストーリー
2.2 株式会社ヨコオ サステナビリティ推進部 山田 和彦・近藤 舞
経営デザインシートから描いた価値創造プロセス
2.3 謝辞・質疑 IAbM総研メンバー(三浦 眞里子、石田 充弘、鈴木 健治)
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司会 中小企業診断士・社会保険労務士 髙木久志
3.1 導入 髙木久志 みんな違ってみんないい??
・2025年修了生 [5名 x 10分]
3.2 大沼 愛(乳癌患者向けの下着・ルームウエア)〜Body Positive〜片胸 アシンメトリーの美しさを愛する下着
3.3 松本 紀一郎(串焼き)串焼 大紀 繁盛店への道
3.4 安藤 成子(飲食店、イベント支援など)想いをカタチに、価値を無限に
3.5 三輪 一仁 (ラーメン)関わる全て人をハッピーに
3.6 西ヶ谷泰弘(留学生支援)留学をただの留学で終わらせない「RyuGaku Works Yokohama」
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鈴木健治 価値デザインと利益デザイン
■参考
経済産業省 知的資産経営ポータル
https://www.meti.go.jp/policy/intellectual_assets/index.html
内閣府 経営をデザインする
https://www.kantei.go.jp/jp/singi/titeki2/keiei_design/index.html
ドラッカー「顧客の創造」
ピーター・F・ドラッカー『現代の経営』(名著集2、ダイヤモンド社、2006.11)上p.61より
(引用)「事業のマネジメントとは何か。それは、マーケティングとイノベーションによって顧客を創造する活動である。
そこから導き出され得る第1の結論は、事業のマネジメントは起業家的でなければならないということである。すなわち、事業のマネジメントは、官僚的、管理的、さらには政策立案的な仕事であってはならない。
第2の結論は、事業のマネジメントは、環境適応的ではなく創造的な仕事でなければならないということである。マネジメントは、経済に適応するのではなく経済を創造し、もしくは経済を変革するとき、事業をマネジメントしていることになる。
事業の本質についての分析が導き出す第3の結論は、マネジメントは、業績によって評価される意識的な活動でなければならないということである。このことは具体的には、事業は、実現可能なことを行うだけで無く、実現が望ましいことについて自ら目標を設定しなければならないということである。目標は、実現が望まれるものに焦点を合わさなければならない。そうすることによって初めて、必要に応じて妥協を考えることもできる
しかしそのためには、マネジメント自らが、自らの企業がいかなる事業を行っているか、いかなる事業を行うべきかについて意思決定を行っておく必要がある
【本セミナーに関するお問い合わせ先】 IAbM総研 理事 鈴木健治 メール : kenji.suzuki@iabm.jp
